きれいな空気で安全なダイビング レストランでも街のおまんじゅう屋さんでも、毎日毎日美味しいものを作ってその店「独自の味」を維持していくのに並々ならぬ努力をしているはずです。 それに比べて、我がダイビング業界ではお客様であるダイバーの皆様の口から体の中に入る「空気」についてどんな注意を払っていますか? ・水分が問題。活性炭では水分はとれません 水分は人間の身体には必要なものですが、ダイビング機材にとっては悪影響をもたらします。 レギュレーターやBCなどもそうですが、特にスキューバータンクの中に水分が入ると錆が発生し、アルミタンクにおいては毎年検査を義務付けられたネジ部や肩部のクラック発生の大きな原因のひととなります。 水分が入ってしまう原因で一番に考えられるのは、コンプレッサーの整備不良とコンプレッサーその物の水分を除去する能力に問題があります。単に活性炭を通すだけでタンクにチャージしてしまう場合が多いと思いますが活性炭は基本的に臭いを除去するものであり水分除去は出来ません。 バウアーコンプレッサーのフィルターカートリッジは活性炭と水分吸着剤がフェルトを挟んでサンドイッチの様な構造になっており水分、油分及び臭気、ゴミ、ちりなどを3段階にわけて除去します。 このフィルターで処理された空気はドイツ工業規格DIN/EN12021はもちろん、アメリカ、カナダを始めとする世界各国の圧縮空気基準をクリアしています。 きれいな空気はタダではできません タンク1本をチャージするコストはどのくらいかかるでしょうか? バウアーコンプレッサーV-150についているP-61フィルターシステムを例にとってみますと、中に入っているカートリッジの推奨 交換時間は、20℃で約54時間、30℃で約32時間(実際にはもう少し使えます)です。 これは10リットル/200気圧タンク(残圧50気圧として)に換算すると20℃で約1100本、30℃で約700本です。 カートリッジ本体の価格が1本26,000円ですので、それぞれ1本単価は24円と37円となります。カートリッジはまとめて購入すると割安になるシステムですので実際の単価はもう少し安くなります。 お客様であるダイバーの皆様に「きれいな、安全な空気」を提供するコストとして高いと思いますか?安いと思いますか? すでにダイビング業界では200気圧(19.6Mpa)でタンクにエアチャージしたり、200気圧のタンクをレンタルする事はどのサービスでもやっている事です。 これからは、いかにお客様に「きれいな、安全な空気」をチャージし、レンタルするかという点がサービスを選ぶの大きなポイントとなってくると思います。 空気質の高さにご注目下さい。 「今日借りたタンクの空気にはどのような基準で充填されているのですか?」と聞かれたら何とご返事なさいますか? 当社は、バウアーコンプレッサーの部品に関しましても豊富なパーツストックを持って対応しております。 バウアーコンプレッサーの事についてはもちろん 、充填システムのこと、高圧ガスの法律問題、空気の質についてなど何でも結構です。 空気のプロが丁寧にご返事いたします。 エイプレス沖縄では、ドレーゲル社製(ドイツ)の「エアロテスト」という空気の測定機器を所有しております。 ご希望がありましたら実費(検知管代金・5種類合計30,000円)で貴社がお客様のご提供している空気の測定を承ります。 測定できるのは「水分・一酸化炭素・二酸化炭素・酸素濃度」の5種類です。 検知管を使用するため数値はデジタル式ではなく、DINなどの基準に収まっているかを測定するものです。 ▲このページトップへ
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